重たくて走れないため、 ゆっくり歩きながら運んでいた。 歩きながら早く帰りたい。 そう思っていた時だった。 「いたっ」 重たいものを持っていたため、 思わず倒れてしまった。 「あっごめん!!!」 声が聞こえて顔をあげると そこには知らない男の子がいた。 「大丈夫?」 何も言わない私に心配そうに 顔を覗きこんでいる。 「あっはい、大丈夫です」 急いで立ち上がると 散らばったプリントを拾った。