「沙耶、俺が試合終わって どうしてここに来たか分かる?」 「え・・・」 私は首を横に振る。 「俺が好きなのは沙耶だからだよ」 「・・・え!?」 「俺、沙耶が好き」 私は驚きのあまり言葉が出なかった。 もう諦めようと決心した数分前。 また会ったら忘れられなくなるから もう会わないでと願った数分前。 だけど私は翔くんが好き。 大好き。 その気持ちを素直に伝えることにした。