保健室のドアが開いた。 保健の先生だろう。 私は涙がバレないようにカーテンの奥で そっと涙を拭いた。 すると、カーテンの向こう側で 「沙耶?」 あれ・・・? 翔くん・・・? 「起きてる?開けるよ」 カーテンの向こう側には翔くんが立っていた。 「翔くん?」 「大丈夫?」 「うん、もう大丈夫だよ」 私は無理して笑顔をつくった。 うまくつくれたかわからないけど精一杯笑った。