いつまでも


「じゃあね」


私は手を振った。

翔くんも手を降って後ろを向いて歩き出した。


そんな翔くんの後ろ姿を見つめていた。


でも少し歩いたところで

翔くんは止まった。


私は首を傾げていると

翔くんは私のほうを向いた。


「どうしたの?」


私が聞くと

少し黙って口を開いた。


「あのさ、沙耶」


「ん?」


「俺、好きな人がいるんだ」


「え・・・」


「クラスマッチが終わったら告白しようと思う」


「・・・そっか、頑張ってね!」


「それじゃあ」


そう言うと翔くんは私に背を向けて帰っていった。