朝、ゲドウの工房に行くと、
座っているゲドウの
むなぐらをつかんで
立たせた。
「なんであんな
ろくでもない嘘を言ったんだ。」
ゲドウはつかんでいる俺の
両手を引きはがして
えりもとを直した。
「妬みだよ。
キューピッドのような
美しい少年と、
そいつに愛されている
おまえを
俺と同じように
不幸にしてやりたかったのさ。」
「おまえは、餓鬼だな。
ほんとに16歳のまま、
歳だけとって中年に
なりやがって。」
俺が殴った
ゲドウの顔は昨日にも
まして腫れ上がっていた。
俺はそのあざに
人差し指を当て、
回復呪文を唱えた。
ゲドウの傷は癒えた。
ゲドウは
その癒えた顔を
しばらく押さえていた。
俺は着替えてポーズを
はじめた。
しかし一向にゲドウが
仕事を始める気配はない。
「お母さんは
俺を求めていたんだな。
愚痴をただきいて
ほしかったんだな。」
「そうだと思うよ。」
ゲドウはやっと絵筆と
パレットをとり、
仕事にかかった。
その後の集中力は
すさまじかった。
15分経ち、
俺が休憩に入っても、
ずっと作業を続けていた。
それからゲドウは
仕事中話をすることはなくなり、
作業に没頭するようになった。
座っているゲドウの
むなぐらをつかんで
立たせた。
「なんであんな
ろくでもない嘘を言ったんだ。」
ゲドウはつかんでいる俺の
両手を引きはがして
えりもとを直した。
「妬みだよ。
キューピッドのような
美しい少年と、
そいつに愛されている
おまえを
俺と同じように
不幸にしてやりたかったのさ。」
「おまえは、餓鬼だな。
ほんとに16歳のまま、
歳だけとって中年に
なりやがって。」
俺が殴った
ゲドウの顔は昨日にも
まして腫れ上がっていた。
俺はそのあざに
人差し指を当て、
回復呪文を唱えた。
ゲドウの傷は癒えた。
ゲドウは
その癒えた顔を
しばらく押さえていた。
俺は着替えてポーズを
はじめた。
しかし一向にゲドウが
仕事を始める気配はない。
「お母さんは
俺を求めていたんだな。
愚痴をただきいて
ほしかったんだな。」
「そうだと思うよ。」
ゲドウはやっと絵筆と
パレットをとり、
仕事にかかった。
その後の集中力は
すさまじかった。
15分経ち、
俺が休憩に入っても、
ずっと作業を続けていた。
それからゲドウは
仕事中話をすることはなくなり、
作業に没頭するようになった。

