…………たった一言の、褒め言葉。 今まで………そんな事を言ってくれる人は………キーツ以外有り得なかった。 自分をしっかりと見てくれて………認めてくれて……。 認められた。 …………ローアンの姿はもう既に視界から消え失せていたが………………リストは無意識で、頭を下げた。 込み上げる何かは、とてもくすぐったくって…………………熱かった。 「…………………………………………………………………は…い……………」 初めて…………敬意を込めて……………リストは言った。