「………また奇妙な。………これはオーウェン様を起こしているどころではありませんな」
アレクセイは法螺貝を置いて階下に降りて行った。
法螺貝の音が鳴り、敵の単独による侵入と聞かされていたが、今はその敵を、あのルアが迎入れているとは………。
(………敵兵士は一人…しかも娘……)
塔内の広間。
剣を構えた兵士達がずらりと囲む中を、ルアと問題の敵兵士が入って来た。
………後ろからリストが冷や汗だらだらで続くのが見える。
アレクセイは螺旋階段をゆっくりと降りて行きながら、敵兵士をじっと凝視し続けた。
………深く被った帽子がその顔を隠している。よく見えない。
ようやく広間に降り立ち、兵士の囲みを掻き分けて中央へ向かった。
広間の中央には、ルアと敵兵士が立ち止まっている。
「……………リスト様……これはどういう事ですかな?敵兵士を招き入れるとは……」
アレクセイに気がついたリストは、不機嫌な表情を向けて来た。
「……誰が招き入れるか!………ルアが………こいつを………」
アレクセイは視線をリストから敵兵士に移した。
小柄な敵兵士は、ほぼ同じタイミングでアレクセイに顔を向けた。
アレクセイは法螺貝を置いて階下に降りて行った。
法螺貝の音が鳴り、敵の単独による侵入と聞かされていたが、今はその敵を、あのルアが迎入れているとは………。
(………敵兵士は一人…しかも娘……)
塔内の広間。
剣を構えた兵士達がずらりと囲む中を、ルアと問題の敵兵士が入って来た。
………後ろからリストが冷や汗だらだらで続くのが見える。
アレクセイは螺旋階段をゆっくりと降りて行きながら、敵兵士をじっと凝視し続けた。
………深く被った帽子がその顔を隠している。よく見えない。
ようやく広間に降り立ち、兵士の囲みを掻き分けて中央へ向かった。
広間の中央には、ルアと敵兵士が立ち止まっている。
「……………リスト様……これはどういう事ですかな?敵兵士を招き入れるとは……」
アレクセイに気がついたリストは、不機嫌な表情を向けて来た。
「……誰が招き入れるか!………ルアが………こいつを………」
アレクセイは視線をリストから敵兵士に移した。
小柄な敵兵士は、ほぼ同じタイミングでアレクセイに顔を向けた。

