戦争という過酷な道を並んで歩いてきた二人は、互いを、きっと自分自身よりも理解していた。
性格や口癖、身振り素振り、好き嫌い、得意な事と苦手な事、面白いところ、馬鹿だなと思うところ、尊敬出来るところ。
時折見せる笑顔や、不意に呟く弱音、優しいところ。
……相手の…一番好きなところ。
全部、分かっていた。
分かっているつもりだった。
でも、本当は分かってなどいなかった
…………今目の前にいるジスカは、見たことの無い、知らないジスカだった。
その状況を把握する間も無く、トウェインの視界は突然反転し、背中にソファの固い感触が伝わった。
大きく見開いた目には、ジスカの顔と暗い天井しか映っていなかった。
ふと、互いの唇が離れた。
唖然とした表情で、トウェインはジスカを見詰める。
「―――………なんつー顔してんだよ………驚いたか……?………だよな…………お前はほんと…こういう事には鈍いからな……」
意地悪く浮かべる笑みだが、トウェインを見詰めるその目は真剣そのものだった。
ジスカの艶のある金髪の髪が、耳元でゆらゆらと揺れる。
性格や口癖、身振り素振り、好き嫌い、得意な事と苦手な事、面白いところ、馬鹿だなと思うところ、尊敬出来るところ。
時折見せる笑顔や、不意に呟く弱音、優しいところ。
……相手の…一番好きなところ。
全部、分かっていた。
分かっているつもりだった。
でも、本当は分かってなどいなかった
…………今目の前にいるジスカは、見たことの無い、知らないジスカだった。
その状況を把握する間も無く、トウェインの視界は突然反転し、背中にソファの固い感触が伝わった。
大きく見開いた目には、ジスカの顔と暗い天井しか映っていなかった。
ふと、互いの唇が離れた。
唖然とした表情で、トウェインはジスカを見詰める。
「―――………なんつー顔してんだよ………驚いたか……?………だよな…………お前はほんと…こういう事には鈍いからな……」
意地悪く浮かべる笑みだが、トウェインを見詰めるその目は真剣そのものだった。
ジスカの艶のある金髪の髪が、耳元でゆらゆらと揺れる。

