「…………次に会った時は………私はもう逃亡者か……………辛いな………」
「…………………俺に………俺に言って………どうする………」
テーブルの縁を掴む手が震えている。
ジスカは何かに耐える様に……じっと俯いていた。
「………………お前なら………信頼出来るから。……………………黙って敵になるのは………嫌だったからな…」
「………………何処に……行く気だ」
「……………………………………………城へ……」
………城、と聞き、ピクリとジスカが動いた。
「………城の近くにいれば………完全に戻ると思うんだ……………………懐かしいと思えるかな…って……」
「――――…で……だよ」
ぼそりと、ジスカが呟いた。
両手はブルブルと震えている。
………トウェインはその様子をじっと見詰め、ジスカにそっと手を伸ばした。
「………………ジスカ……」
「―――……なんっ………でだよ……!!」

