一人の兵士として、トウェインとして生きてきた………ここを、アレスの使者を、何の断りも無く、出る。
それは裏切りとみなされる。
捕まれば、掟により逃亡者には処刑が待っている。
……………構わない。
「…………本気で…………言ってんのか……」
「…………今夜中に出て行く。“闇溶け”で身を隠すからな………夜明け前には離れないと…………」
何故、彼女はそんな事を平気で言い放つのか。
何故急に………。
「………自分が…何言ってんのか……………分かってんのか……………?」
「………覚悟は決めている………こんな事、冗談で隊長のお前に言う訳が無いだろう………」
トウェインは微笑を浮かべ、手元の帽子をくるくると回し始める。
「………………馬鹿な奴かもしれんがな…………………私は…………自分を知りたいのだ………ちゃんと……………思い出したい………………向き合わないといけないと…な」
「………だからって………!」
「………………ここにいては………駄目だと思うんだ…」
真実の自分を。失われた記憶を完全に取り戻すために………振り返らねばならない。
それは裏切りとみなされる。
捕まれば、掟により逃亡者には処刑が待っている。
……………構わない。
「…………本気で…………言ってんのか……」
「…………今夜中に出て行く。“闇溶け”で身を隠すからな………夜明け前には離れないと…………」
何故、彼女はそんな事を平気で言い放つのか。
何故急に………。
「………自分が…何言ってんのか……………分かってんのか……………?」
「………覚悟は決めている………こんな事、冗談で隊長のお前に言う訳が無いだろう………」
トウェインは微笑を浮かべ、手元の帽子をくるくると回し始める。
「………………馬鹿な奴かもしれんがな…………………私は…………自分を知りたいのだ………ちゃんと……………思い出したい………………向き合わないといけないと…な」
「………だからって………!」
「………………ここにいては………駄目だと思うんだ…」
真実の自分を。失われた記憶を完全に取り戻すために………振り返らねばならない。

