亡國の孤城 ~フェンネル・六年戦争~



















何が正しくて


何が間違っていて


何が許されて


何が許されなくて




何に従えば良いのか


何を目指せば良いのか






何を信じれば良いのか





いや






何を 信じる事が出来るのか










ただ一つ言えるのは



進むしかないということ




道なんかどうでもいい

目指す場所も


方角も


待ち人の存在も



最初から決まってもないし

有りもしない





歩けば 走れば


いつの間にか


ちゃんと用意されている


好きな様に進め



望み通りに進め




日に背を向けようが


目隠ししようが




そんなの 自由だ











ただ


ふと 忘れてしまうのだ






歩いてきた道程を


捨ててきたものを


見過ごしたものを







進む事で 何かが犠牲になることを