大きな真っ白な部屋。
長い長い螺旋状の階段。
話しかけて来る大人達。
姿は分からないけれど、二人の…何処か懐かしい女性の声。
ずっと後ろをついて来る純白の動物。
………誰かの………呼ぶ声。
トウェインは頭を押さえた。
総隊長はトウェインをじっと凝視しながら、時折不気味な笑みを浮かべた。
「…………………興味深い。………………記憶の覚醒は……………少しずつ進む様だな…………………何処まで思い出した…………?」
……楽しそうだった。
何が面白いのか。私を見て何故……笑うのか。
「…………教えて下さい……総隊長……………私は………………私は………出来れば信じたくない…私にはどうしても…自分の事とは思えません…………嘘であると……嘘であると言って下さい………」
トウェインはキッと顔を上げた。
「………私は………貴方に拾われたのではないのですか……!?」
……いくら記憶を辿っても………総隊長と出会う前の過去はうっすらとしていて……しかもどんどん消えていっているのだ。
代わりに、別の記憶が…知らない景色が少しずつ奥に流れて来る。
―――認めたくなどない。
しかし……。
長い長い螺旋状の階段。
話しかけて来る大人達。
姿は分からないけれど、二人の…何処か懐かしい女性の声。
ずっと後ろをついて来る純白の動物。
………誰かの………呼ぶ声。
トウェインは頭を押さえた。
総隊長はトウェインをじっと凝視しながら、時折不気味な笑みを浮かべた。
「…………………興味深い。………………記憶の覚醒は……………少しずつ進む様だな…………………何処まで思い出した…………?」
……楽しそうだった。
何が面白いのか。私を見て何故……笑うのか。
「…………教えて下さい……総隊長……………私は………………私は………出来れば信じたくない…私にはどうしても…自分の事とは思えません…………嘘であると……嘘であると言って下さい………」
トウェインはキッと顔を上げた。
「………私は………貴方に拾われたのではないのですか……!?」
……いくら記憶を辿っても………総隊長と出会う前の過去はうっすらとしていて……しかもどんどん消えていっているのだ。
代わりに、別の記憶が…知らない景色が少しずつ奥に流れて来る。
―――認めたくなどない。
しかし……。

