「……馬鹿かお前……私を庇うなど……」
トウェインは小声で囁き、ジスカの肩をはたいた。
「………少しは………けほっ………感謝しろよ…………お―…痛ぇ…………庇って何が……悪いんだよ……」
「………この馬鹿が…」
トウェインはまたジスカの肩をはたいた。
その日の軍議は中断になった。
未遂とはいえども、規定に背いたゴーガンは、しばらくの間、偵察は愚か…訓練さえも禁止された。
――――ゴーガンは独り、考えに耽っていた。
――――俺は…認められていない……と。
もう何年も…あの方の元にいるのに……………………俺は。
いないも同然だったのか?

