―――知りたくて堪らないんだ。
君が………………僕を………。
「―――…ローアン」
風が吹いた。
白い花びらが宙に舞う。
ヒラヒラ
ヒラヒラ……と。
二人を囲む様に、クルクルと弧を描きながら。
「―――僕は………君が好きだ。………初めて会った時から………ずっと………ずっと好きだ。………………愛しています…」
こんなにも、人を好きになれる。
僕は……恋をした。
恋を………することが出来た。
「………婚約を申し入れます………ローアン」
真っ直ぐなまなざしの、青い瞳。
僕がいる。
僕の瞳にも、君がいる。
………こんな当たり前で、自然な事が………幸せだった。

