LOVEneIby


「クラスメイトじゃん。名前で呼ばれるの、嫌?」


「・・・別に」


私は無意識のうちにそっぽを向いていた。


なんだ、こいつ?


何が言いたい?


「じゃあ俺の事、龍って呼んで!」


「なんでそうなる・・・」


「ぅはっ、テンション上がるー♪」


こいつは、本当に人の話を聞かないようだ。


私が龍を睨みつけながらブラックリストに追加していると、笑い声が聞こえた。