「そっかそっか。
結音ってほんとうぶだよなー」
頭を撫でてそういう先輩は
確かに私とは違ってすごく余裕。
そりゃそうだよね。
絶対今までモテてきてたはずだもん。
女の子に馴れてないはずがないよね。
「...結音?
どうかしたのか?」
「あっ。なんでもないです!」
今までの女の子を思ったら
なんかモヤモヤしてきたんだけど
それがなんなのかは
いまいち分からなくて。
あとでさーちゃんに聞こうかな。
「あ。先輩。
そろそろ教室に行く時間ですよ。
じゃぁまた今度。
さようなら!」
モヤモヤが気持ち悪すぎて
下駄箱の人の数が増えたのを理由に
私は一目散に教室へと走る。
「潰したいわね...」
誰かがそんなことを
物陰で呟いているとも知らずに...
結音ってほんとうぶだよなー」
頭を撫でてそういう先輩は
確かに私とは違ってすごく余裕。
そりゃそうだよね。
絶対今までモテてきてたはずだもん。
女の子に馴れてないはずがないよね。
「...結音?
どうかしたのか?」
「あっ。なんでもないです!」
今までの女の子を思ったら
なんかモヤモヤしてきたんだけど
それがなんなのかは
いまいち分からなくて。
あとでさーちゃんに聞こうかな。
「あ。先輩。
そろそろ教室に行く時間ですよ。
じゃぁまた今度。
さようなら!」
モヤモヤが気持ち悪すぎて
下駄箱の人の数が増えたのを理由に
私は一目散に教室へと走る。
「潰したいわね...」
誰かがそんなことを
物陰で呟いているとも知らずに...

