どうしてユキがここに... いや 彼はユキじゃない だけど あの少し大きくて丸い目も 色素の薄いふわふわの猫っ毛も ユキと全く同じで。 「なん...で...」 「先生! 音梨さん気分悪いらしいので 保健室につれていきます!」 パシッ なに...? 誰かに手を繋がれ 教室のそとへ連れ出される。 誰かと思ったら それは困惑した顔のさーちゃんだった。