龍太郎一味のグダグダ会議

「いい方法があります…」

小岩井はスポーツドリンクを傍らに置く。

「…自分は比較的『裏の世界』に精通しているのですが…その中で…『人面獣心』という術を…教わった事があります…」

「人面…獣心…?」

鸚鵡返しに龍太郎が言う。

「ええ…」

小岩井が頷く。

「一種の暗示のようなものですよ…」