いつもの天神学園、いつもの放課後。

「ふー…」

龍娘、拓ちゃんとの修行を終えた後も、龍太郎は一人居残りで自主的に修行。

暑い季節になってきた事で、最近は空手着の上さえも脱ぎ捨てて修行に勤しむ。

先日『目のやり場に困るから上も着てよっ!』と差し入れに来た小夜に叱られたのだが、こう暑くては敵わない。

立禅の後、流れる汗を拭いもせずに、ゆっくりと呼吸を整える龍太郎。