「で、実際に戦ったらどっちが強ぇんだ?」

龍太郎の問いかけに。

「……」

小岩井は緩々と首を振る。

「決着などつきません…」

「互角という事か?」

龍娘の言葉にも、小岩井は首を振る。

「…禁書の持ち主と…隕石をも操る魔女が戦うのです…決着云々以前に…地表が壊滅的打撃を受けるでしょう…魔女っ子さんもシャランラ先生も…周囲の者も全て…いなくなるかもしれません…」