午前0時。

ベッドでぐっすりと眠っていたアリスカの携帯に連絡が入る。

「…もしもしぃ…?」

彼氏の眼鏡男子にしては、時間を考えない連絡だ。

そう思いつつ電話に出たアリスカは。

「はい、私です、エージェント・アリスカです」

瞬時にして眠りから覚醒する。