今日は龍太郎一味、神妙な顔つきをしてアリスカの部屋に集まっている。

雛菊もいつもの白衣と伊達眼鏡はかけていない。

「今日の議題は…言わなくても分かるよね?」

雛菊の言葉に、面々は静かに頷く。

「現在の天神学園の雰囲気、由々しき問題だ」

龍娘が頷いた。

こうなったのは、ひとえに理事長に問題がある。

当然その理事長が奔走して、学園の正常化をはからなければならない訳だが…。