「みーか!!早く準備しないとー!間に合わないよーー!」
「うん。分かってるよーー!でもさー、髪がまとまらなくって。」
「だーかーらー!そーゆーのは、あたしに任せてって言ってんじゃん!こんなんでも一応、美容師やってんだからね!!」
「じゃあ・・・お願い。」
「はいそこ座って!髪型はあたしに任せてもらっていい?」
「いーよ。」
「じゃ、動かないでね。ゴムとピンどこ?」
「その引き出しの・・・。」
あっっ!
「違うよっっ!上から2番目にゴムとピン!!そこじゃない!!」
叫んでみたけどもう遅かった。
未央ねぇは、その引き出しの1番上の段ににしまってあったものを見つけてしまった。
「ねぇ未果・・・。なんであんたが・・・。これ持ってるの・・・?」
「・・・。」
「だって・・・。これは・・・。拓海が・・・。いつも、大事そうに持ってた・・・。」
はぁ・・・。あれからもう3年かぁ・・・。
時間がたつのが早いなぁ・・・。
未央ねぇにも拓海くんにも迷惑かけて・・・。
お母さんにも。
あたしはいろんな人に迷惑をかけてきたんだ。
ねぇ・・・。
あなたは今、なにをしているんですか?
今・・・。幸せですか・・・?
「うん。分かってるよーー!でもさー、髪がまとまらなくって。」
「だーかーらー!そーゆーのは、あたしに任せてって言ってんじゃん!こんなんでも一応、美容師やってんだからね!!」
「じゃあ・・・お願い。」
「はいそこ座って!髪型はあたしに任せてもらっていい?」
「いーよ。」
「じゃ、動かないでね。ゴムとピンどこ?」
「その引き出しの・・・。」
あっっ!
「違うよっっ!上から2番目にゴムとピン!!そこじゃない!!」
叫んでみたけどもう遅かった。
未央ねぇは、その引き出しの1番上の段ににしまってあったものを見つけてしまった。
「ねぇ未果・・・。なんであんたが・・・。これ持ってるの・・・?」
「・・・。」
「だって・・・。これは・・・。拓海が・・・。いつも、大事そうに持ってた・・・。」
はぁ・・・。あれからもう3年かぁ・・・。
時間がたつのが早いなぁ・・・。
未央ねぇにも拓海くんにも迷惑かけて・・・。
お母さんにも。
あたしはいろんな人に迷惑をかけてきたんだ。
ねぇ・・・。
あなたは今、なにをしているんですか?
今・・・。幸せですか・・・?
