私と心希ちゃんは宝福高校の校門をくぐった。

桜が満開だった。

「きれー」

「響香。あたし職員室いかなきゃいけないから。」

「ひとりにしないでよぉ」

「大丈夫!!自信もてっ!!」

そう言うと心希ちゃんは人ごみの中に消えていった。

そんなぁーーー

周りを見ると、男の子がいっぱい。

なんか見られてる気がする・・・

「ねぇ。可愛いね」

やっぱり・・・