「……へっ?」 いきなり過ぎて変な返事になる。 「迅さん……とか?」 「え!迅にぃ?」 迅にぃはないよ~ って答えると 「じゃあ裕之さん?」 いきなりでた愛しい人の名前に反応し思わず目が游ぐ。 「……当たり、だなー」 あー、とられちゃった って右手で顔半分を覆い、もう暗くなって 星がきらきらし始めた空を見上げる。