「秘美ー、アイスコーヒー淹れてくれ~」


「はーいっ♪」




最近、ゆうちゃんが甘えてくれるようになった。

すごく嬉しくなる。



私の大好きな甘いミルクティーと
ゆうちゃんの大好きなほろ苦いコーヒーを淹れて
ゆうちゃんの元に向かう。



「どーぞっ」


「ん、さんきゅ」


ドキッ

微笑みかけてくれるゆうちゃんに胸が高鳴る。



好き、大好き。

「……ぅちゃん」


好きが溢れてとまらない。


「ん、どした?」


「……好き、大好き…」


「…っ…あーもう…」


溜め息をつき『お前、可愛すぎる』
そう言ったゆうちゃんにキスされた。