笑顔で俺に抱きついてくる秘美に驚く。


「……秘美?」


「……裕之、大好きっ!///」


「……っ///」



ちょ、こらー。


不意打ちで、『裕之』とか『大好き』とか言ってんなよ


しかも顔だってピンクにしやがって

他の男なんかに見せんなよ


って、やっぱガキだな。

つか秘美のことになると余裕ねぇな~(笑)





「…俺は愛してるよ」


柄じゃないキザな台詞を吐いてみる。



「……なっ!///」


予想通りの反応に満足する俺。

秘美が俺をからかうのはまだはえーよ。



ふっと笑うと『もーっ///』っていいながらも
ニコニコして嬉しそうな秘美に
心から愛しいと感じてしまう。





「秘美は一生俺のだ」


再び顔を赤く染める秘美に俺のことしか
考えられなくなるくらいのキスをした。