あたしは、そっと亮佑の横顔を見た。


ドキドキ…


何で、こんなにドキドキしてるんだろう?


いつもは、普通に見れてたのに…

そんな、考え事ばかりしていたからか
あたしは、足元の石に躓いた。


「やっ…」


転ぶっ一!!


そう思って、構えたのに


「痛くない…」


あたしは、転んでなかった。