そして、すぐに離れていった。 「じゃあな。俺帰る」 亮佑は、鞄を手に取って 部屋を出た。 亮佑がいなくなったあとも あたしの心臓は鳴り止まない。 顔が真っ赤になってるのが 自分でもわかる… あんな亮佑、初めて見た…。 「ホント…なんなのよぉ…」 あたしは、そのままベットにうなだれた。