15分の恋。



じゃあ、なおさらだ。


「わかってて、言ってくんのな」
「……」


ムカツク。
嫌がらせみたいだな。


「付き合ってないなら、私と…」
「うるせぇな」


声が、低くなる。


「もぅお前帰れ」


もう何度目か、麻希の手を離しキッチンに向かう。

麻希の手が力なく滑り落ちたのがわかった。


キッチンの冷蔵庫に手をかけた時、


「…じゃ…って」
「あ?」