「…。わかった」 ベットにきちんと入って、残った雑炊を食べだす。 食べてる間結城くんは、ずっとあたしを見ていた…。 「ごちそーさまでしたっ」 「ん」 パンっと音をたてて、手を合わせる。 「完食できたな。ほい、薬」 ぽんっと、手に薬をおく。 薬をみて、不思議におもう。 「結城くん」 「んー?」 「なんで、薬あるの?」 「は?」 「うち、薬なんてなかったよね?」