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「・・・はぁ~。」


罪悪感で失念していたけれど、よくよく考えれば今朝の真白は”いつも通り”だった。


--やっぱり、私ってちょっと変かな?意識しすぎ??

・・・でも、・・でも、真白だって少しくらい意識してくれてもいいじゃない?・・昨日の今日なんだし・・・。

・・・なんだか、ちょっと切ないかも・・・。--



「あれ?未衣子~、またため息??」


気が付くと、帰り支度をすっかり終えた真樹が目の前に立っていた。


「・・・真樹ぃ。」


私はすがるような声で彼女を呼ぶ。


この感情をどうしても自分では消化できそうになかった。


--今日はどうしても、真樹に話を聞いてもらいたい!!--


「プレゼント探しの前に、お茶してく??」


私の心の声が聞こえたのか、真樹がそんな提案をしてくれる。


”コクコク。”


私はもげる勢いで、首を縦に振った。