「うん!!たべるぅ!!」


ベンチに戻ってきた真白に取り出したクッキーを渡す。


「はい、どうぞ。」


「・・・・・・。」


――・・・あれ?――


どうしたのだろうか?


クッキーを見つめたまま、真白は動かない。


「・・・真白?・・どうしたの??」


--・・・気に入らなかったのかな?
・・・頑張って・・作ったのに・・な・・・。--


ちょっと涙が出そうだ・・・。


「・・みぃちゃん!!みぃちゃんがいっぱ~い!!」


--えっ!?--


「私!?」


「うんっ!!みぃちゃんとぉ、うさぎさん、そっくりだねぇ。みぃちゃん、かわいいぃ~。」


「・・・ねぇねぇ、みぃちゃ~ん、ちゅ~しよ。」


--・・え!?え、え~っ!!!!!--