わたしだけの王子様


とりあえず、りおのブーイングをスルーした。←


今は、上機嫌でいたいの!!



「まぁいいや。とりあえず、ちゃーんと教えなさいよ!」

「はいはーい。」

りおのため息交じりの言葉に、わたしは頷いた。







―本の部屋―


学校が終わった私は、猛スピードでこの部屋にやってきた。



・・・元はおばあちゃんのお部屋。

でも今日からは、私の部屋になるんだ。



その私はめいいっぱい深呼吸をして辺りを見回した。



・・・それにしてもきれいなままだなぁ。

おばあちゃんが、この部屋を大事にしていたことがよくわかるっ。




「よし、何から読もうかなっ。」



季節は夏。

日の入りの時刻は遅いから大丈夫!!

私は、窓側にあったおばあちゃんが使っていたらしい茶色の四角い机の上に鞄をおいて本を探す事にした。