わたしだけの王子様


しゃがれた声で・・・年老いたようなぁ・・・。


とりあえず、言われたとおり目をあける。




「言葉がわかりますかな??」




しゃがれた声の正体は老婆。



あれ??

急に言葉がわかる。

さっきまで、何語かわからなかったのに。


混乱しながらも、私は頷く。




「それはよかった。成功じゃ。これで今日からこのお城で過ごせますな。」

「ありがとうございました。では、この方をつれてゆきます。」



あ、また違う声。

もしかして・・・と思い、後ろを振り向くと執事と目があった。



「さぁ、いきましょう。」




あぁ、やっぱり。

この声は、執事ね。




私の言葉は、通じるかな??




「どこにですか??」