わたしだけの王子様


執事の言葉に、老婆はゆっくりと頷くと座っていた椅子から下りて、どこからか一本の棒をだした。


針をでかくした感じで先が細い。

竹みたいな大きさじゃなくて、手で握れる大きさ。

ハ●ポタみたいな・・・。




そして、私の目の前にやってくると、老婆は私の頭の横らへんに棒の先をあててきて目を閉じるように手で合図した。



私はそれにしたがって、目を閉じる。




何するんだろう・・・。

なんて、内心ビクビクしながら。








―しばらくたった。

なにも感じない・・・。






「目を開けてくだされ。」




その時、声がした。