わたしだけの王子様


声の正体が知りたくて、私は目をあけた。



大声をあげた人がお城の仲からやってくるとわかると、門番さん二人は大慌てで大きな黒鉄の門をあけた。






―コスプレ??


目の前には、執事の格好をしたツンツン頭の男の人がいた。



え?なんでコスプレしてるの??

ここ、あき●ばらじゃないですよ??






目の前の執事の格好をした人は、眉間にしわを寄せて門番さんたちに叱っている様子だった。



相変わらず、しゃべっている言葉はわからない。

理解不能。






お叱りが終わったのか、執事の格好をした人は、今度は私のほうへ笑顔を向けてやってきた。