わたしだけの王子様


適当に取った本を両手でかかえて、私は鞄をおいた机のいすにすわった。



どれも、いいぐらいの大きさと太さ。

読むのにもちょうどよさそう。



これからこんな本をいっぱい読めると思うと顔がほころぶ。





さぁーて、一冊ずつパラ読みしてこっと。



そう思い、私は一冊ずつ手にとって、まずカバーと表紙をチェック。その後、文字をぱらぱらっと読んだ。



手に取った本はそれぞれ茶色、青、黒、赤・・・色のカバー。






3冊までちょっと読んで、私は最後の一冊を手に取った。

・・・赤色のカバーの本。





あれ?

題名が書いてない。