しばらく歩いていると
いきなり有希と結実が
走り出した
「りゅうちゃーーーん!」
「りゅうちゃんだー!」
そう言って背の高い人に
飛び付いた
あたしの目の前には
背の高い男の人が2人
大柄な男の人が1人
とにかく大きな人が
3人もいた
少し遅れて莉那とみかも
男の人たちとあいさつをし
話の輪に入っていた
あたしは
悠莉と2人で戸惑っていた
「え、ナニコレ怖い」
「え、ナンデ知り合い?」
「え、コノ人りゅうちゃん?」
「え、ソーだよね?」
ふざけ半分
半分ガチで悠莉と話していた
「あ、さきちゃん?」
大柄な人が突然話しかけてきた
「え、あたしさきです。コンバンハ」
「うわー予想と違うわー」
なになになになに???
うわ、なんて返したらいーの?
どうしよ…
「さきがトイレ行くって!
一緒にいってくるねー!」
悠莉がそう言ってくれた
ありがとう有り難うアリガトウ

