そんな日々も長くは続かずあたしは靴をはきかえている時に誰かに声をかけられた。 振り返ってみてみると、裕也がいた。 「綺羅っ!!」 「えっ…裕也?」 「俺、綺羅に言いたいことある」 「あたしは何も話すことないよ」 「俺はあるの!」 あたしは裕也に手を引かれて空き教室に入った。