おじいちゃんを乗せた車は 火葬場へ向かった。 ―そしてお別れのとき 最後に棺の方に行きおじいちゃんをみた。 やはり安らかに眠っている。 お父さんが点火のボタンを押そうとしている。 「ぃ…いやだ!!おじいちゃん!?おじいちゃん!!!行かないで!!!」 泣き叫んだ。 けどボタンは押された。 座り込んで泣いた。 何度も 「おじいちゃん、おじいちゃん」 といって