「なんかフリーダムな教授だね?」 「だな?」 あたしと飛鳥は互いを見合って笑った。 入学して1日目は教授の紹介で幕を閉じた。 「ねぇ飛鳥?」 「んあー?」 その日の夜、あたしは久々に飛鳥の部屋に遊びに行った。 「飛鳥はさぁ……、浮気したりしない?」 「ぶっ!!」 「何で噴出すのよ。 もしかして既に…?」 「んな訳ねえよ!! 大体そんなだったら」 飛鳥は言いかけてあたしの腕を掴んで、ぎゅっと身体を引き寄せた。