「じゃああたし達いってくるね」
「分かった、タピオカ飲んで待ってる」
あたしと恵と美優で行動をし、あたしと美優は化粧室へと向かった。
恵は「タピオカが飲みたい」と言って、ワゴン車のタピオカ屋へ向かって
あたし達を待っててくれるそうだ。
二手に分かれて行動したのがまずかったのか、
まさかの出来事が起きる―――…。
「タピオカタピオカ♪」
私は1人、タピオカ屋に並んでゆずかと美優を待つことにした。
「何味にしようかな~♪」
かなりご機嫌で並んでいた私。
すると、トントンと肩を叩かれて、背後から急に声をかけられた。
「ねえねえ、タピオカ好きなの~?」
「…まあ好きじゃなかったら並ばないと思いますけど」
そこには結構イカつめなお兄さん3人がいた。