「ゆずかはおてんば娘そのもので、
飛鳥はそれに振り回される、だけど生意気な餓鬼だった」
「……え?
それ、だけっすか?」
「おう、それだけ」
すると、一瞬にして車内は笑い声でいっぱいになった。
「あはははっ!
そのものじゃない、ゆずか!」
「ちょっ…!
そんなことないよ!!
和樹さん、もっと他にないの!?」
「ないな(笑)」
「もう!!」
またさらに笑いが起きる。
「安易に想像できるね(笑)」
「ゆずかも飛鳥も変わってないんだな(笑)」
「高校から知ってる俺でもこれは笑うわ!!(笑)」
美優、優、祥が言う。