帰りに恵とドーナツ食べに行く約束をして、それぞれの教室に分かれた。
「1時間90分授業とか耐えられないよ~…」
飛鳥の隣でそう嘆いてると反対側から知らない声がした。
「ここ、いいかな?」
「え?あ、うん、どうぞ」
「ありがとう、失礼するね」
そう言ってあたしに声をかけてきたのはとても可愛らしい小柄なフワフワした子だった。
なんていうか…女の子って感じで、あたしと正反対の子だった。
その子があたしの隣に座ると、すぐに教授が来て講義が始まった。
「ん~…!やっと終わった!肩凝っちゃったよ~」
「ババアかお前は」
「うっさい」
「本当に疲れたね」
「えっ、うん、そうだね」

