「日向!おまえ今日誰かに 告白されたりとかしてないよなっ?」 「ちょ!学校で日向って 呼ばないで…って…」 日向は尋常じゃない 俺の本気な顔に気づいたみたいで 「ゆーちゃんどうしたの…?」 ぎゅっと俺の手を握ってきた 「今日、藤堂に日向と俺は 恋人なんじゃないかって 言われたんだよ…」 「藤堂って…連太君!?」 俺が黙ってうなずくと 日向は信じられないと言った 様子で口に手を当てた 「否定はした。 だけどそしたら次は日向が 好きだって言い始めて…」 日向は終始無言で聞いていた