「あのな?こうゆーのにはな
タイミングが必要なんだよ
分かる?」




いかにも教師らしく


だけど腹の中は

『やめろー!俺の奥さんに
手を出すなー!』って
リアルな俺が叫んでる





「そっかぁ…タイミングか~
じゃあ友達からってことで
バンバン話しかけて行きます!」




だから…やめてくれ…





「じゃ!」


「あ!とうど…う…」



藤堂はスキップでもしそうな
足取りで廊下の影に消えていった



ほんと…最悪…