れ、零くんてばさりげなく女殺しっ!!
って、キュンキュンしてる場合じゃない。
「クロウさんは危険なんだから、あれほど近づくなって言っただろう?」
と本人を目の前にして零くんが眉を吊り上げる。
「……う、うん。でも…」
今のクロウさん、怖くないし……
その言葉を飲み込んだ。
「危険だなんて随分な言われようだね。私は、まぁ周りから言わせると、ちょーーーーーーーーーーーーっとばかり、変っているようだが」
いえ、めちゃめちゃ変ですよ。
なに無駄に伸ばしてんですか。
「とにかく俺の近くに居て?あの人に近づかないで」
零くんがクロウさんを睨むように言った。
クロウさんは肩をすくめて、
「何をイライラしてるんだい?レイ」
とこっちは変らず。
クロウさんの言う通り、イライラ……ってかピリピリしてる。
いつものふわふわ零くんじゃない。
でも
このピリピリ零くんもかっこよくて好き!!♪
何て言うの?不謹慎だけど、あたし王子さまに守られてるみたいじゃない??
「モップは俺のものだ」
あたし、王子さまのお姫さまじゃなくて、ペットだけどね……



