眩しすぎるぐらいの白い光の中
音楽を聴いた。
ブリトニー・スピアーズのしっとりとしたバラード。
『Don't Let Me Be the Last to Know』だ。有名だから知ってる。
英語の声に混じって、零くんの笑い声が聞こえる。
ゆっくりと目を開けると、
庭のような場所で零くんが小さな犬と笑いながらじゃれあってる。
それはあたしが始めてみる零くんの私服姿だった。
零くんの少し白い肌を際だたせる深いネイビー色のポロシャツに、ジーンズ。
~♪I've been waiting for so long it hurts
(ずっと待ってるの、待ちきれないの)
I wanna hear you say the words, please♪
(あなたの言葉を聞きたい、お願い)
その犬は本当に小さくて、ふわふわの長い毛が特徴的だった。
零くんがそのこの名前を呼ばなくても分かる。
彼女が
モップなのね。
「モップ、こら。まぁたお前は脱走しようとしたな~」
零くんはちょっと咎めるように言ったけど、顔には嬉しそうな笑顔。
モップは嬉しそうにワンと吠えて、シッポをふりふり。
~♪Yeah, I feel it in the way you touch
(あなたの触れ方で分かるの)
But til you say the words it's not enough
(でもあなたが口で言ってくれなきゃダメなの)
C'mon and tell me you're in love, please♪
(ほら、私を愛してるって言って、お願い)
「大好きだよ、モップ。俺から離れていかないでね」



