みんな本気で心配してくれてるんだ。 嬉しいことなのに、素直に喜べなかった。 明莉はそれに気づいてたんだと思う。 「桜、今日はもぅ帰ろっか。荷物とりにいこ。送ってく」 そぅ声をかけてくれた。 「じゃあ、また明日」 4人に声をかけて明莉の後を追っていく。